投資環境 investment environment 2004 1 25

 投資家にとって、アメリカの経済が気になるでしょう。
アメリカの未来は、アメリカの自動車産業が暗示していると思います。
なぜ、世界最大だったアメリカの自動車産業が傾いているのか。
その問題は、そして、その原因は、
自動車産業だけでなく、アメリカ全体の問題だと思います。
国にも、人間と同じく、「生老病死」があると思います。
生産国家→消費国家→観光国家or文化国家
 もちろん、日本も、アメリカと同じ道を行く可能性があります。
それは、先頃、発表された文部科学省による学力調査の結果です。
国語や英語は良好で、数学や理科が不良という結果です。
これが、日本の未来を暗示しています。
 これは、深刻な問題です。
観光国家や文化国家には、国語や英語は役に立ちますが、
生産国家には、それは役に立ちません。
生産国家には、数学や理科が重要です。
 今から、観光国家になるために準備しているのでしょうか。
そういえば、街のあちこちに英語塾がありますが、
これは、将来の観光国家のための準備でしょうか。
日本は、技術立国ですので、
本当は、「数学塾」、「理科塾」が必要なのです。
 少子高齢化も重大な問題ですが、
この学力の問題も、重大な問題です。
日本には、資源がありませんから、
技術立国で食べていくしかないのです。
 次に、EUでしょうか。
EUの経済を考える時には、ドイツの経済を考える必要があります。
ドイツの経済を考える時には、東ドイツ地域のことを考える必要があります。
東ドイツ地域の不況は、どの程度か。
東ドイツ地域のインフラは、どの程度、遅れていたのか。
東ドイツ地域の社会システム、
たとえば、年金システムは、どの程度、負担か。
共産主義国や社会主義国が、資本主義国になった場合、
年金システムが、どうなったのかを見る必要があります。
 誰もが、幻想を見ています。
その幻想は、共産主義国や社会主義国の国民の方が強いのです。
 国家といえども、お金が必要です。
そのお金は、どうやって作るのか。
たとえ、戦争をやるにしても、お金がかかるのです。
その資金は、どうやって調達するのか。
 多くの人が、国家に対して幻想を持っています。
政治家までも、幻想を持っています。
 投資家が、投資をする際に、どうやって、投資資金を集めるか。
そんなことを悩んでいますが、
これは、国家でも同じです。































































































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